手土産や自分へのご褒美、やっぱりここぞというときは安定の老舗の美味しさ。材料のすべてを吟味した、ベテラン和菓子職人の技が光る伝統の味ですね。今はオンラインで、あんこ和菓子もお取り寄せできるものがたくさんあります。でも今回は〈実店舗に行かないと買えない〉珠玉の銘菓を和菓子愛好家の私がご紹介いたします。
目次
東京の有名老舗のおすすめあんこ和菓子
東京を訪れたらぜひ行っていただきたい、おすすめのあんこ和菓子です。
空也の最中
東京銀座の『空也』といえばやはり「最中(もなか)」。明治17年創業の老舗和菓子店です。銀座の店舗でしか買えない貴重な「もなか」。皮に“焦がし”がはいっていて、あんはあずきの”つぶしあん”です。購入直後に食べるとサクッとした皮がこうばしく、上品な甘さのあんがねっとり。できたてのおいしさもすばらしいです。日持ちが1週間ということですが、箱ごとビニールに包んで乾燥しないようにしておくと、皮とあんが馴染んでしっとりとした美味しさが楽しめる。まさに2度おいしいあんこの和菓子です。手土産や差し入れに間違いなしの定番。ただ、オンラインでの販売はしておらず、電話予約のみ受付というまぼろしの和菓子でもあります。東京銀座を訪れる機会のある方は是非、購入してみてはいかがでしょうか。日にちに余裕をもっての予約が必須のようですが。
参考:
http://sorairo-kuya.jp/item/index.html
https://myrecommend.jp/japanese-sweets-17/
https://ippin.gnavi.co.jp/article-8649/
地方の有名老舗のおすすめあんこ和菓子
三重県伊勢市の有名和菓子店『赤福』。看板商品も店名と同じ「赤福」です。
関西のおみやげでいただいたことがある方もいらっしゃるかと思います。
伊勢の赤福
ピンクの和紙の蓋を開けると、四角い折箱の中には波々模様のこしあんが出現。あんの下に専用のへらで切り分けると、下にはもちがセットされています。あんこ好きにはたまらない光景ですね。伊勢の『赤福』は300年ほど前に伊勢で創業した餅屋でした。もともとは塩味のあんで伊勢参りの人たちにふるまう食事として提供されたものが起源ということです。甘いあんになったのは江戸時代。三重県伊勢市が本店の和菓子店ですが、関西を中心に販売されています。消費期限が製造日を含めて夏:2日、冬:3日と短いので、オンラインでの販売はされていません。やはりお店で購入する必要があります。 直営店やサービスエリアなどで販売されています。購入できるお店は公式ホームページで確認しましょう。『お召し上がり』(イートイン)できる店舗もありますので、その場で味わうこともできます。工場では作業がオートメーション化されていますが、こちらでは昔ながらの手作りです。
公式ホームページ:https://www.akafuku.co.jp/store/
参考:
https://www.akafuku.co.jp/product/oribako/
https://www.akafuku.co.jp/ise/made/made03/
https://www.walkerplus.com/article/1063268/
https://tomiz.com/column/akafuku/
有名老舗のおすすめあんこ和菓子まとめ
有名老舗のあんこ和菓子をご紹介させていただきましたが、旅行やお仕事で近くを訪れる機会があれば、店舗を訪ねて味わうのはいかがでしょうか。
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